日本三大酒所、伏見日本酒紹介①

もくじ

伏見と日本酒

京都の有名観光地として必ず登場するのが伏見稲荷大社ですね。

そんな伏見稲荷大社がある伏見区は古くから歴史ある街として栄えてきました。

特に伏見と言えば、良質な地下水源も持つことから「伏水」とも呼ばれ、その水で育てた米を利用し酒造りが盛んに行われていました。

現在も区内には20件以上の酒蔵があり、日本酒三大所のひとつとして知られています。

今回はそんな魅了たっぷりの伏見でおすすめしたい酒蔵とその銘柄を紹介します!

伏見酒蔵&おすすめ銘柄

月桂冠 

1637年(寛永14年)創業、380年もの歴史をもつ全国でも有名な酒蔵で、日本大手の日本酒メーカーのひとつ。

月桂樹の冠マークが目印の商品はスーパーマーケットで必ず見たことがあるでしょう。

そんな歴史ある月桂冠の商品の中には、数十年スタイルを変えずに販売しているものから、現代の醸造技術や酵母による目新しい商品まで様々な商品があります。

今回はそんな数ある商品の中から特におすすめの日本酒がこちらです。

笠置屋 山田錦大吟醸

酒米の王様「山田錦」を100%使用し、丁寧に精米歩合35%まで磨きあげた大吟醸

華やかな吟醸香が1番の特徴で、スッキリとキレがある綺麗な味わい

しっかりと冷やすとより飲みやすく、夏の季節にピッタリ

京姫酒造

1918年(大正7年)創業、元々は岡本酒造として創業し、大阪を中心に銘酒花自慢の名称で親しまれていましたが、1997年(平成9年)に京姫酒造に社名を変更した。創業より伏見の良質な伏流水を活かして柔らかくきめ細かな味わいの日本酒を造り、現在は香りが特徴の吟醸酒のみを醸す酒蔵です。

京姫 純米吟醸 匠

鮮やかな水色のラベルが目を惹く純米吟醸酒

程よい米の旨味と、派手過ぎないほのかな吟醸香は食事の邪魔をせず、ずっと飲んでいられるような食中酒

しっかりと冷やしワイングラスで香りを楽しむのも良し、軽く温めて米の旨みを引き出すのも良し

キンシ正宗

1781年(天明元年)創業、240年以上の歴史あるキンシ正宗は趣のある蔵を残しつつも、現代の酒造りの手法を研究し、伏見の良質な地下水の柔らかさを生かすために麹菌・酵母菌の管理を徹底し品質を管理している。ブランドスローガンは京の水にこだわった「京仕込」をもとに酒を醸している。

BONITA 特別純米酒

毎年、少量の仕込みによる数量限定商品

ワイン酵母を使用することによってスッキリとした爽やかな酸味とコクのある甘みのバランスを生み出す

一般的な作りの日本酒とは違い、今まで味わったことのないような新感覚の日本酒

英勲 齊藤酒造

1895年(明治28年)創業、当時は伏見区内の現在とは別の場所に木造の酒蔵を構えていたが、日本酒ブーム到来と共に蔵の拡大のため、現在の場所で鉄筋コンクリートの大きな蔵に建て替えた。

齊藤酒造の酒造りは全てを京都産にこだわっており、京都府酒造好適米の祝米を主に、伏見の良質な地下水・京都の麹・京都酵母を使用している。

英勲 純米古酒1998

1998年醸造の25年熟成酒

普段飲むクリアな日本酒とは打って変わって、琥珀色がその熟成感を物語っている

味わいは珈琲やチョコレートの様な優しい酸味とロースト感が特徴で、ウイスキーや紹興酒を思わせる

食後やデザートと合わせて飲むのがおすすめ

最後に

今回は数ある伏見の酒蔵から4件の酒蔵とおすすめ商品を紹介しました。

定番商品からユニークな変わり種商品まで各蔵それぞれの魅力がありますね。

もし、伏見の日本酒に興味がある方・日本酒は好きだけれど種類や違いをもっと知りたい方は今回紹介した日本酒も登場する『京都日本酒体験』に参加してみませんか?

利酒を通して基本的なことを学ぶだけで、これからの日本酒選びが楽しくなります!

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日本酒がたくさん写っている写真

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